有田焼の美しさ。食事の時間を彩る縁の下の力持ち

串かつ専門の老舗として長くご愛顧いただいている「活」では、お客様に舌だけでなく目でも食を楽しんでいただけるように、串かつを提供する際の食器にもこだわりを持っております。

「活」が食器として注目しているのは「有田焼」です。
伝統があり職人の想いが込められ、華やかで美しいデザインの有田焼は見る者を楽しませてくれます。自慢の串かつを有田焼の食器に乗せてお出しすることで、食の表現の幅はぐっと広がると考えております。

現在のところ「活」で導入している有田焼の食器は一部ではございますが、有田焼の魅力を感じ、今後少しずつ増やしていく予定です。

「有田焼」歴史と発祥の地

有田焼という名称は聞いたことがあっても日常生活では意外と直に触れあう機会は少ないかもしれません。

有田焼とは佐賀県有田町、そしてその周辺地域で製造される磁器のこと。完成までの工程は手間がかかります。成形、素焼き、絵付けを行ったうえで、有田焼の表面を覆うガラス質の部分になる釉薬(ゆうやく)を塗布。そして高温で本焼成し、再度絵付けを行い、低温で焼き上げてようやく完成となります。

一枚の有田焼を作成するためには手間も時間もかかり、有田焼は職人の努力の末に世に送り出されています。

ちなみに有田焼は江戸時代から存在していたようですが、国内で広く認識されるようになったのは明治時代以降だといわれています。歴史は長いものの実は全国的に注目度が高まったのは近代になってからのようです。

大阪に店舗を展開している「活」は、佐賀県有田町とは遠く離れていますが、かの地の伝統品に感銘し、串かつの魅力を広げる食器としての可能性を感じ続けています。

有田焼の粋な楽しみ方

有田焼といえば多彩な色付けをされたデザインがお馴染みですが、実はそれ以外に白磁のデザインのものもあり様々な種類を楽しめる奥が深い磁器でございます。

旬の素材や、素材の新鮮さ、そして調理方法までこだわりがある飲食の老舗店「活」としては、有田焼の奥深さや伝統から感じる共通点は決して見過ごせるものではございません。
食と磁器なので分野は違いますが、奥深さへの敬意を感じます。

味だけでなく目でも串かつをお楽しみください。

串かつだけでなく食器にもこだわりを持つ「活」で、ぜひ料理の味と見た目の両方を味わう食の時間をお楽しみください。

今後も「活」は盛り付けの美しさにもこだわりながら邁進して参ります。皆様のご来店を心よりお待ちしております。